KUSHUKU KYOTO HOSTEL

 

KUSHUKU KYOTO HOSTELは、京都の南のエリアの九条にある古民家をデザイナーズ町家風にリノベーションした一日一組限定の宿。

近年、アートホテルや、話題のホテルがどんどんと立ち盛り上がりを見せている九条エリア。

ずっと死んだままになっていたこの家屋。一番はじめにリノベーション着手した時は、動物のフンが天井の上に積もりに積もってとても大変な状態からのスタートだった。

しかし、その天井をあけると、昔ながらの図太い梁がでてきた。

そこから半年ぐらいかけてリノベーションと、旅館業取得をしてスタートしたのがKUSHUKU KYOTO HOSTELだ。

2Fの15畳ぐらいあった畳の真ん中4畳ぐらいを外して、ガラス床にして、1Fと2Fが透けて見える形をとり、 7メートルある高い天井の梁に直径150センチの巨大な提灯を吊るして、宿全体を象徴するオブジェとした。

これは、京都の提灯の老舗の小菱屋忠兵衛によるもの。

また表具という絵画や屏風の縁などの設えをする表具師の井上光雅堂さんに協力をもらい、 内装デザインと屏風を手掛けてもらった。